IR透過機能を持ったインキでタッチパネルガラスの高付加価値化 ガラス基材印刷用二液型ハロゲンフリーインキ
GLS-HFのご紹介(2)
モバイル機器・家電にガラス基材の活用をお考えのお客様へ
近年、モバイル機器やテレビなどの家電機器にタッチパネルが普及して来ました。
そして、それらのタッチパネルには視認性や耐久性から、樹脂ではなくガラス基材が多く使われるようになってきています。
そこで今回は、モバイル機器等のタッチパネルの機能・デザインを向上させるガラス基材印刷用二液型ハロゲンフリーインキGLS-HFとIR透過機能(赤外線透過機能)の組合せをご紹介致します。
なお、IR透過(赤外線透過)については、バックナンバー146号もぜひご参照ください。
1.ガラス基材印刷用二液型ハロゲンフリーインキGLS-HFとIR透過の組合せ
IR透過機能がある事で、リモコンやIRセンサーが印刷部分を通り抜ける赤外線だけをキャッチする事が出来ます。
事例1.リモコンのIR受光口での利用例
今までは、IR受光部の継ぎ目は色が違っており、目に付きました。しかし、IR透過機能を持つGLS-HFを使用することで、ガラス上に継ぎ目の無いデザインが実現されます。
事例2.透過波長を調整し、可視光センサー部に利用する例
IR(赤外線)ではなく、別の波長の光を透過するようにコントロールする事も可能です。 例えば、赤外線ではなく、環境の明暗に対応する可視光センサー部に利用する事で、タッチパネルの光制御等が可能になります。
事例3.デザイン性の向上
光を透過する機能を応用する事で、幅広いデザイン性に貢献できます。
事例3-1.光透過機能を応用したガラス基材への隠し印刷の事例
事例3-2
事例3-3
選択的に 光を透過する機能を持つGLS-HFインキを使用する事で、 デザインの幅が大きく広がります。