帝国インキでは、人材育成の一環として、担当業務における課題解決策の実践状況や業務の実績を発表する機会を設け、自己のキャリア形成に積極的にチャレンジできる仕組みづくりに取り組んでいます。研究、製造、事務部門の発表会や営業部門の全国営業会議においてその成果や実績を評し、表彰しています。

前回の秋季全国営業会議(2016年10月)で敢闘賞を受賞してから今回の発表までの半期は、「変化」を心がけて活動してきました。
これまでは、「お客様の困っていることを発見し解決する」このことができていれば、結果は後からついてくると考えて行動していました。しかし、振り返ってみると、ただ漠然と行動しており、自身の行動が体系化できていないことに問題があると気づきました。下期に入り、会長からの指導もあり、訪問前の仮説の列挙、訪問後の仮説の検証、検証結果からの行動と修正ということが、継続して実践できました。これによってお客様への行動の精度がなお一層向上したことが、一番の変化点であったのではないかと思います。結果として、下期新規案件での売上増、2017年度に向けた新規案件獲得ができました。
若い社員の方々、ご自身の行動を一度整理してみてください。PDCAと聞いて、頭の中でわかったつもり、理解したつもりでも、ただ漫然と行動しているのでは、決して身につきません。お客様から知り得た情報に対する仮説の列挙、その検証、行動の修正を意識して行わなければ、行動の精度を上げることはできません。また、そのためにはお客様と会話し、より深くお客様を知る(現状把握)ことが不可欠です。より多くの時間をお客様との面会に費やし、その上でPDCAをまわすことにより、今まで気づかなかったことが必ず見えてきます。
加えて、仮説を列挙する際は、周囲を巻き込んで行うほうが、より多くの発想が生まれますので、どんどん活用しましょう。
(春季全国営業会議 2017年4月)
第59回研究発表会で、前回に続き最優秀賞を受賞することができました。研究発表会は年二回あり、半期で得られた技術と成果の発表の場になります。
入社してから十数年、ミラーインキを主に、機能性インキの開発に携わり、今回は、「光の吸収/反射と光学特性の調整によるIRインキの性能向上検討」について発表しました。
発表内容は、塗膜に入射する光の吸収及び反射を調整する事で完全なシームレス(黒枠とIRインキの境目がわからないデザイン)を実現するIRインキを開発し、それにより最終製品(スマートフォン)のデザイン性(infinity display)において他社との差別化が可能となったというものです。
企業の研究員は、技術の蓄積を行いながら、利益を生み出す売れる製品を作ることが 求められます。利益を生み出すためには、当社の製品をお客様に採用していただく必要があり、他社との差別化が重要となってきます。これからもお客様の求めるもの以上の製品、夢のある製品を開発することで、当社の製品を採用いただけるようにし、会社の発展に貢献する行動を進めていきます。
(研究発表会 2017年5月)
今回の発表は、外部研修で学んだ6S活動を用いて、現場の作業改善を行った内容です。6Sとは、「整理」・「整頓」・「清掃」・「清潔」・「躾」・「習慣」の6つ言葉の頭文字Sを示すもので、この順番どおりに取り組みながら改善を図ることを指します。
私は外部研修を受講するまでは、6S=掃除という考え方でしかありませんでした。しかしこの研修で6Sは、製造現場における非常に重要な土台、基礎になるということを学びました。
実際、習得後に自分の担当する現場に6S活動を落とし込んでみると、今まで当たり前のように行っていた作業が、実は「3ム」と呼ばれるさまざまな「ムリ・ムダ・ムラ」を生じさせていることに気づかされました。
現場には、まだまだ「3ム」が存在しています。これらをなくすことによって、現場で働く人が、より作業し易い環境を構築できると考えます。6S活動によって、現場の「3ム」を解消できた成果を活かし、今後も継続的に実践していきます。
(製造発表会 2016年12月)
このたび最優秀賞をいただき、大変うれしく思っております。 営業企画課の業務には、戦略・戦術策定、販売促進支援などがあります。その1つとして、お客様にとって必要な時に必要な資料、つまりそのニーズに合った的確な資料を、迅速に提供する目的で、日々資料作成の準備・更新・改訂を行っております。今回発表した内容は、その業務の一環である「お客様に貢献する販促資料の制作」です。営業担当者は、お客様にさまざまな資料を用いて提案しますが、その際に必要となる資料が、保管場所が分散していたりして作成準備に無駄な時間を費やしてしまうのが実情でした。
そこで私は、倉庫の整理整頓から始め、汚れている資料はきれいに作り変え、分類方法を決めて種類別に集中保管しました。図や写真を用いた説明資料の作成も行いこれらを、提案するお客様に合わせて選定し、「アプローチブック」としてまとめました。その結果、お客様には興味をもっていただき、営業担当者からは「ドラ○もんみたいだね!(求めていた資料がすぐに出てくる)」、「案件につながる話ができた」と好評でした。さらにまた営業担当者が資料を準備する時間の短縮化、削減にも貢献できました。今後も常に、お客様に喜ばれる販売促進資料の作成を充実・発展させていきます。
(事務部門発表会 2017年1月)