製品名 : IMB-HF007 PPバインダー(インサート成形用バインダー)

製品概要

IMB-HF007 PPバインダーインキは、Film Insert Molding(FIM)でPPの加飾成形製品を製造する際に、PP樹脂と意匠シートの間を接着させるバインダー機能を提供致します。

■ 用途

  • PP樹脂と意匠シートの間を接着させるバインダーとなります。
  • 適応射出成形用樹脂:PP

■ 特徴

  • 難接着素材であるPP樹脂のフィルムインサート成形に適応できます。
  • ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサノン、イソホロン及び塩素系樹脂を含まず、人体・環境に優しく安全性に優れています。
  • スクリーン印刷出来るので、必要な部分だけにパターン塗工が可能です。

使用方法

■ 印刷

  • PPバインダーには印刷条件が通常のバインダーと違います。条件外の場合、印刷仕上がり不良や密着不良を起こす可能性があります。下記内容を参考にご使用下さい。

工 程

注意点

内容

@

 

 

 

 

印刷

 

 

 

 

印刷前撹拌

◆ご使用前に十分に撹拌を行って下さい。

原反

◆ PP、に適応可能です。
◆ PC、処理PET原反には接着が弱い為、透明窓部分に印刷する場合、INQ-HF000メジウムを下地に印刷して下さい。

加飾層

◆ INQ-HFインキを推奨致します。

稀釈

◆ 稀釈をせず、そのままお使い下さい。
(印刷条件上、希釈が必要な場合、G-003溶剤を5%以
内で使用可能です。)

メッシュ

◆ 膜厚は、10〜15μm が最適です。
⇒T-150メッシュを推奨致します。

A

 

乾燥

 

タックフリー

◆ 80℃-10分(60℃の場合は30分)

最終乾燥

◆ 下地インキの最終乾燥条件で乾燥して下さい。
(INQ-HF:80℃60分)

B

その他

保管

◆ 未開封での使用可能期間は製造から6ヶ月です。

使用上の注意

■注意

  • 真空成形、圧空成形、金型成形などのフォ−ミング加工および、射出成形樹脂と一体化させるインサ−ト成形加工では、印刷素材と意匠印刷用インキの選定、印刷条件、印刷順、乾燥方式と条件、成形樹脂の選定、金型の設計(ゲートの形状や種類と位置、ゲートの数)、射出成形時の条件設定など、複合的な要因が最終製品の性能に影響致します。
  • 試作での試験を十分に行い、夫々の条件を適切に設定してから、御使用下さい。
  • バインダーは、インキと混合して使用することは出来ません。
  • バインダーを印刷する場合、下地インキが過剰乾燥していると剥離強度が低下します。 必ず連続してバインダーまで印刷を行い、最終乾燥を実施して下さい。
  • 塗膜中の残留溶剤は成形樹脂との接着性低下の原因となります。意匠印刷インキの乾燥・硬化を含めて必ず加熱乾燥を行って下さい。
  • 最終乾燥は、意匠印刷インキの最終乾燥・硬化条件に準じて行って下さい。
  • 印刷面積、版メッシュ、印刷環境(温度・湿度等)、乾燥機の性能等により、乾燥性、硬化性、成形適性などが変化いたしますので、最終製品の使用目的に合わせ、必ず御試験・御確認の上、条件設定を行って下さい。
  • 版などの洗浄には、当社のスクリーン洗剤(N)をご使用下さい。

■ 成形性能試験結果

成形樹脂

樹脂温度

金型温度

180°剥離試験結果(n=3)

PP樹脂(PP 99%)

240℃

50度

3.0〜4.0kgf/cm

  • 印刷シート:ピュアサーモ™(出光ユニテック製) 下地インキ:INQ-HF979墨2層 成形樹脂 :プライムポリプロ J707G
  • 尚、上記試験結果は当社試験結果であり、保証値ではありません。

■ 消防法表示

  • 危険物第四類第二石油類、危険等級V級

■ 安全な取り扱い

  • 皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用ください。
  • インキが皮膚に付着した場合は、石鹸などで十分に洗い流してください。また、目に入った場合は水(または微温水)で十分に洗眼した後、医師の診断を受けてください。
  • 使用後は、容器を完全に密閉し冷暗所に保管してください。
  • SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にはSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任においてお取り扱いください。
改訂:2014.11.17 TS