製品名 : UV FLX スクリーンインキ(紫外線硬化型銘板用UVインキ)

製品概要

UV FLXインキシリーズは、今までのUVスクリーンインキに比較して隠蔽性、多層重ね印刷適性に優れ、真空成形、圧空成形などによる後加工成形にも優れた性能を有するUV硬化型スクリーン印刷用インキです。自動車メーター、コントロールパネル、家電銘板などの幅広い用途に使用できます。

■ 特徴

優れた隠蔽性
優れた印刷適性
優れた多層重ね印刷適性
優れた柔軟性・後加工性
印刷硬化塗膜の低臭性
優れた版上安定性

■ 用途

0.3mm以上のPC、125µ以上の処理PET、塩ビステッカー、PVC、ABSなどの銘板印刷
IMB-003バインダーと併用したインサート成形用途
各種溶剤型インキ(13、VK、FMX、EG、ERX、IPX)との重ね印刷

■ 設定色

000メジウム 175赤 277赤黄 672白 972墨
001ビクトリア 182赤 391藍 791草  
168紅 234青黄 581牡丹 821紫  
174赤 263赤黄   911墨  
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使用方法

■ 稀釈/洗浄

稀釈不要な粘度となっていますが、より低粘度をご希望の場合は5〜10%以内でRE-877レジューサーを添加することで印刷適性が向上する場合があります。
版の洗浄には弊社「スクリーン洗剤N」をご使用下さい。

■ 添加剤

[ RE-877 レジューサー ]
粘度を下げる場合5〜10%以内で添加して下さい。
[ SM-269 消泡剤 ]
印刷の条件などにより発泡、ハジキ、レベリング不良が生じる場合は0.5〜1%以内で添加し、よく攪拌して下さい。

■ 印刷

十分に攪拌した後にご使用ください。
T-300〜380メッシュのモノフィラメントスクリーン版が適しますが、隠蔽性という観点からT-300メッシュで膜厚10〜12µm±2µmの印刷を推奨します。
このときのインキの使用量は、T-300メッシュで約80±10m2/kgの印刷が期待できます。

■ 乾燥/硬化

UV FLXインキの硬化と接着性は、(1)下地インキの色、(2)印刷膜厚、(3)原反の種類,グレード,色、(4)重ね印刷の構成などに影響されます。
弊社ではT-300メッシュ、膜厚13µm時は、120W/cmメタルハライドランプ2灯、ランプ高さ8cm、ベルトスピード 8m/分を推奨します。

■ 留意事項

インキの品質安定機関:高温多湿保管を避ければ、出荷日より1年は安定です。
製品化前の接着性確認:原反,工程,印刷によって接着性が変化することがありますので、量産印刷前には、必ず接着性を確認して下さい。
成形条件の事前確認 :真空成形、圧空成形、および、インサート成形などによる後加工成形においては、意匠印刷の印刷硬化条件、成形温度、成形圧力、成形時間、成形金型形状、成形樹脂の品種などに影響されます。試作試験を十分に行い、夫々の条件を適切に設定してからご使用下さい。
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耐性/ 物性

■ 耐性

項目 評価方法 評価結果
鉛筆硬度 JIS K-5400 HB〜F
耐摩擦性 カナキン3号、500g荷重 30往復 異常なし
折り曲げ性 屈曲試験機3mm直径、90度折り曲げ 異常なし
打ち抜き性 パンチで穴開け、押し切りで切断 異常なし
耐熱性 90℃ 192hr 異常なし
耐湿性 65℃ 95%RH、96hr 異常なし
冷熱サイクル 100℃〜25℃〜-40℃〜25℃ 各2hr 10サイクル 異常なし
耐汗性 人工汗液を綿布にしみこませ 200g荷重 10往復 異常なし
耐洗剤性 ママレモンを綿布にしみこませ 200g荷重 10往復 異常なし
耐アルコール性 エアタノールを綿布にしみこませ 200g荷重 10往復 やや艶変化
耐ブロッキング性 80℃、200g/cm2荷重で印刷面々のブロッキング 異常なし
耐候性 サンシャインウェザォメーター 600hr 異常なし

■試験条件

原反:筒中プラスチック製 透明PC 0.5t(EC 100)
印刷条件:T-300メッシュ(膜厚13µm)
硬化条件:メタハラ120W/cm×2灯、高さ8cm、ベルトスピード 8m/分

■特記事項

上記試験結果は弊社における試験結果であり製品性能を保証するものではありません。
貴社製作品の性能については、実際の製品にてご確認下さい。
さらに詳しい耐性データをご要望の場合は、弊社営業担当までお問い合わせください。 

■ 補足資料

以下テクニカルレポートNo.109より

[ 優れた隠蔽性 ]
672白、911墨は一般のUVインキに比較して特に隠蔽性に優れ、墨は通常、2回重ね印刷で十分な遮光性を確保できます。
[ 優れた重ね印刷性 ]
自動車メーターは多層印刷により作成されるため、より多くの重ね印刷適性が要求され得ます。UV FLXは正規の使用条件であれば10色重ねまで安心して使用できます。ここで、10色重ね可能とは、UV照射でのカラ通しが10回あり塗膜表面がオーバーキュアー状態にある場合のことを指します。なお、一般のUVインキにもいえることですが、順次積層されてUVカラ通しによるオーバーキュアー部分がない場合は、それぞれの層の硬化にさえ留意すれば何層でも重ねができます。(テクニカルレポート101号、技術トピックス、UVインキの重ね性を参照)

 

 

 

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使用上の注意

■ 安全な取り扱い

SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任において取り扱いください。
SDSのご請求は、弊社営業担当までお問い合わせください。

■ 応急措置

皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用ください。もし、インキが皮膚に付着した場合は、直ぐに石鹸などで十分に洗い流してください。また、目に入った場合は水(または微温水)で十分に洗眼した後、医師の診断を受けてください。

■ 保管方法

容器を完全に密閉し冷暗所に保管してください。
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改訂:2006.10.2
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