製品名 : N 夜光蓄光インキ (安全・節電への応用可能、長時間発光タイプ蓄光インキ)

製品概要

長時間発光タイプの蓄光顔料「N夜光」を使用したスクリーン印刷用の蓄光インキです。
従来の蓄光インキより蓄光・発光効果が大幅にグレードアップしました。安全対策、 節電対策などの応用も可能です。

■ 特徴

この「N夜光」蓄光インキは、従来の蓄光インキより残光時間が著しく長く放射性物質を含有しておりません。
従来の蓄光インキと比較して、著しく耐光性が良くなっております。耐水性が十分でありませんが、ラミネートやクリアーをオーバーコートすることにより屋外での使用にも十分に耐える製品となります。

■ 用途

弊社UVタイプ・溶剤タイプのスクリーンインキ各種で対応が可能です。
印刷素材や用途に応じてインキタイプをご選定ください。
夜光表示のスイッチ、携帯用電灯、暗室用品、階段、手すり、非常口、避難用具、装飾品、シール、オートバイステッカー、キーホルダー、ライター、のれん、建材、テーブルクロス、玩具、釣り具
発光前 発光後
(テクニカルレポートNo.80より)

■ 設 定 品

発光時の調色はできませんが、印刷の表面は淡いグリーン・ブル−又は蛍光色で対応可能です。

蓄光インキの種類と特徴

品 名 インキ色 特 徴 発光輝度 残光時間 平均粒径(µm) 刷 版 mesh
蓄光インキ 黄 緑 従来タイプ 約20 mcd/cm2
(グリーン)
60〜90分 32 100〜150
N夜光蓄光インキ 淡黄緑 長時間発光タイプ
耐光性向上
約300 mcd/cm2
(グリーン)
500分以上 20 100〜150
N夜光蓄光(S)インキ 淡黄緑 長時間発光
小粒子タイプ
耐光性向上
レベリング性向上
約300 mcd/cm2
(グリーン)
500分以上 10 〜250
(テクニカルレポートNo.80より)

N夜光蓄光インキ(S)

(テクニカルレポートNo.60より)

■ 消防法・危険物表示

各種使用インキタイプに準じます。
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使用方法

■ 稀釈/洗浄

各インキのレジューサーまたは専用溶剤をご使用ください。稀釈量は5〜10%の添加を目安としてください。詳しくは各インキのカタログをご参照ください。
なお、蓄光顔料は沈降する傾向があります。十分攪拌を行ってからご使用ください。
版などの洗浄には弊社「スクリーン洗剤N」を御使用下さい。

■ 印刷

ご使用前にインキを十分に撹拌して下さい。
顔料の平均粒経は20µm程ですが更に粒経の大きなもの(50〜100µm)も一部混入しておりますので150メッシュ以下の版での印刷をお奨めします。
膜厚が400µmで残光輝度Maxとなりますが、最低でも100〜150µmの膜厚とするようにメッシュと乳剤厚を選んでください。
100メッシュの版を使用して3回の印刷では、約150〜200µmの膜厚をすることができます。
このときのマイレージは2〜3m2/kgとなります。

■ 乾燥/硬化

乾燥・硬化は印刷するインキタイプの乾燥・硬化に準じます。

■ 留意事項

本製品は、顔料の比重が大きく沈殿しやすい傾向があります。
1〜2週間毎にインキを攪拌することで防ぐことができます。
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耐性/ 物性

■ 耐性

試験項目 試験方法 VK-N夜光蓄光 UV FIL-N夜光蓄光
接着性 クロスカットセロハンテープ 100/100 100/100
折り曲げ 180°折り曲げr=2mm 異常なし 異常なし
打ち抜き パンチでの打ち抜き 異常なし 異常なし
耐水性 40℃ クリアーなし
24時間浸漬クリアー有り
NG
異常なし *1
異常なし
異常なし *2
耐熱性 80℃ 72時間 異常なし 異常なし
耐摩耗性 学振 カナキン3号,500g
荷重での剥離往復回数
120往復 500往復以上
耐アルコール性 学振 カナキン3号,500g
荷重での剥離往復回数
250往復 500往復以上
耐薬品性 5%中性洗剤浸漬 1時間
モーターオイル浸漬30分
異常なし
異常なし
異常なし
異常なし
耐光性 フェドメータ クリアーなし
メーター試験 クリアー有り
500時間以上
500時間以上 *1
500時間以上
500時間以上 *2
耐侯性 ウェザオ クリアーなし
メーター試験 クリアー有り
200時間 NG
500時間以上 *1
200時間 NG
500時間以上 *2

■ 試験方法

各種耐性試験は、印刷後、48時間放置した印刷物を使用

■ 試験条件

原反:塩ビステッカー
ボックス乾燥条件:VKタイプ: 60℃ 20分
硬化条件:UV FILタイプ:80W/cm メタルハライドランプ 2灯 10m/分
備 考:(*1) 印は、SP-3100AUクリアーをオーバーコート(1回)しています。
(*2) 印は、UV FIL-393クリアーをオーバーコート(1回)しています。

[ 残光輝度の測定 ]

VK蓄光インキを使用して各膜厚の印刷物を作成し、照度400luxで20分間励起させ、残光輝 度の測定を行ない以下の図に示す様な結果を得ました。

[ 耐光性 ]

N夜光蓄光インキは、従来の蓄光インキに対して耐光性が改良されています。
フェードメーターによる耐光性テストでの発光輝度が70%となるおよその時間は次の通りです。
インキ種 蓄光インキ N夜光蓄光インキ
テスト時間 100時間 1000時間
(テクニカルレポートNo.80より)

[ 照射時間と残光時間 ]

  照射時間 残光時間
太陽光(晴天) 室内蛍光灯
蓄光インキ 約1分 数分 60〜90分
N夜光蓄光インキ 約1〜3分 約30分 500分以上
(テクニカルレポートNo.80より)

■ 特記事項

上記試験結果は弊社における試験結果であり製品性能を保証するものではありません。
貴社製作品の性能については、実際の製品にてご確認下さい。
さらに詳しい耐性データをご要望の場合は、弊社営業担当までお問い合わせください。
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使用上の注意

■ 安全な取り扱い

SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任において取り扱いください。
引火性と引火点については、各種使用インキ(ベースインキ)のプロダクトインフォメーションをご欄ください。
SDSのご請求は、弊社営業担当までお問い合わせください。

■ 応急措置

皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用ください。もし、インキが皮膚に付着した場合は、直ぐに石鹸などで十分に洗い流してください。また、目に入った場合は水(または微温水)で十分に洗眼した後、医師の診断を受けてください。

■ 保管方法

容器を完全に密閉し冷暗所に保管してください。
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改訂:2006.09.27
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