製品名 : JS-HF41217 SR クリアー (自己修復クリアーインキ)

製品概要

JS-HF41217 SR クリアーは、高い弾性力を持ち、ひっかき傷などで発生した凹み傷を修復する機能を持った2液硬化型インキです。印刷した塗膜は耐擦傷性、耐摩耗性に優れます。

■ 用途

  • ポリカーボネート、易接着処理ポリエステル、軟硬質塩ビなどのプラスチック製品の表面保護。

■ 特徴

  • 凹み傷に対し修復機能を有します。
  • 真空成形による高い伸び性を発揮します。
  • 原材料にハロゲン(塩素Cl、臭素Br)化合物を意図的に使用しておりません。

使用方法

■ 稀釈/硬化剤混合/洗浄

  • 消泡剤などが経時で分離する事があります。ご使用前にインキを十分に攪拌して下さい。
  • 稀釈溶剤にはZ-703溶剤を用いて下さい。0〜10%で調整してご使用下さい。
  • 硬化性、接着性、版上安定性、その他悪影響を及ぼす可能性があるので、他の溶剤は使用しないで下さい。
  • インキ100部に対し、SP-SR硬化剤を20部添加し、均一に混合してからご使用下さい。
  • 二液反応タイプで、硬化剤を混合したインキのポットライフは、25℃で使用した場合に5時間程度です。 ポットライフを過ぎた場合、印刷時に発泡が生じる等、インキとしての性能を十分に発揮する事が出来ません。
  • 版などの洗浄は、当社のスクリーン洗剤(N)をご使用下さい。

■ 印刷

  • インキに稀釈溶剤、硬化剤を添加後は、振動式攪拌機、又はディゾルバー型攪拌機を用い2〜5分間 攪拌してからご使用ください。撹拌が不十分であった場合、レベリング低下、発泡等の不具合が発生する事があります。
  • 150〜250メッシュでの印刷に適しております。
  • 150メッシュで、インキ1kgに対し、SP-SR硬化剤を0.2kg添加し使用した際の使用量は、約28m2/kgです。

■ 乾燥/硬化

  • 必ず加熱乾燥を実施して下さい。推奨条件は80℃60分です。
  • 成形加工を行う場合、乾燥後すぐに行う事でより高い成形性を発揮しますが、放置期間が長いと成形性は低下傾向にあります。

使用上の注意

■注意

  • インキの品質保証期間:製造日より1年です。
  • 製品化前の確認:原反・工程・印刷・乾燥条件の違いにより接着性、耐性が変化する事があります。量産印刷前には必ず接着性や耐性を確認して下さい。
  • 塗膜の膜厚によって、ひっかき傷の修復機能が変わります。10μm以上の膜厚にする事で、安定した修復機能が得られます。また、塗膜を温める事で傷の修復スピードは向上します。

■ 危険物表示

  • 危険物第四類第二石油類

■ 安全な取り扱い

  • 皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用下さい。インキが皮膚に付着した場合は、石鹸などで十分に洗い流して下さい。また、目に入った場合は水(または微温水)で充分に洗顔した後、医師の診断を受けて下さい。
  • 使用後は容器を完全に密閉し、冷暗所に保管して下さい。
  • SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任に おいて取り扱い下さい。

■ 耐性

試験項目 試験条件 試験結果

接着性

JIS K 5600-5-6(クロスカット法),1mm幅6×6、セロハンテープ剥離

剥離無し

引っ掻き硬度

JIS K 5600-5-4(鉛筆法)、荷重750gで塗膜が傷の付かない硬度

HB

耐熱性

80℃ 200時間 塗膜外観変化と剥離の有無

異常なし

耐温湿性

60℃95%RH 192時間、塗膜外観変化と剥離の有無

異常なし

耐沸騰水性

沸騰水 30分浸漬、塗膜外観変化と剥離の有無

異常なし

耐擦傷性

スチールウール#0000、100g/cm2荷重、20往復、塗膜外観変化

傷なし

耐ガソリン性

学振試験、カナキン3号綿布に染込ませ、200g荷重 300往復、
塗膜外観変化

異常なし

耐酸性

5%塩酸、24時間浸漬、塗膜外観変化と剥離の有無

異常なし

耐アルカリ性

5%水酸化ナトリウム、24時間浸漬、塗膜外観変化と剥離の有無

異常なし

耐薬品性

ニベア塗布後、40℃95%RH 24時間、塗膜外観の変化

異常なし

耐溶剤性

エタノール浸漬24時間、塗膜外観変化

異常なし

耐ブロッキング性

荷重200g/cm2 80℃24時間、塗膜外観変化

異常なし

 

  • 使用インキ :JS-HF 41217 SR クリアー
  • 使用・乾燥 :250メッシュ、SP-SR硬化剤 20%添加、80℃-60分
  • 使用原反 :ポリカーボネート
  • 上記印刷物を乾燥し、室温で24時間放置した後に試験を行ないました。
  • 上記試験結果は当社での試験結果であり、保証値ではありません。

 

作成:2015.01.20